走りたいという子どもに対して
【過保護】安全に走れるように、体育館を貸し切りにして、転んでも良いようにドクターを控えさせておく。
【過干渉】走る事そのものを禁止する。
過保護と過干渉は混同されがちだが、大きな違いは『子どもの意思』と『親の意思』のどちらが優先されるかによる。
元プロ野球選手の高木豊氏のお子さんは3人ともJリーガーである。
サッカーをやりたいと言う子どもの意思を尊重し、高木氏は一からサッカーの勉強をされたと言う。
その話を知った時に感じたのは、プレイヤーとして一流な人は、人としても一流なんだと言うこと。
子どもの時にピアノを『習いたかったけど、習えなかった』親御さんは、子どもにピアノを習わせてあげたいと思うのは自然な気持ちだと思う。
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『サッカーをやりたい』と言う子どもに、高い講師を雇い、高いピアノを買い与え、無理やりピアノの練習をさせるのは【過保護】か【過干渉】か?
確かに、どちらも我が子に対して『よかれ』と思う気持ちから来る行動かもしれない。
『親のさせたいこと』と『子どもがしたいこと』は異なって当たり前。何故なら別人格をそれぞれが有しているから。