【Blog】サザエさんにおけるエゴグラム

エゴグラム (Egogram) とは、エリック・バーン (Eric Berne) の交流分析における自我状態をもとに、弟子であるジョン・M・デュセイ (John M. Dusay) が考案した性格診断法で、人の心を5つに分類し、その5つの自我状態が放出する心的エネルギーの高さをグラフにしたもののです。

今回は、エゴグラムをサザエさんに当てはめて考えてみたいと思います。

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ある日、サザエさん一家とノリスケさん、中島くん、花沢さんが一緒にラーメンを食べに行く事になりました・・・

マスオ『ここのラーメン屋はアナゴ君のお勧めなんだ。麺は太麺、スープは三日間煮込んで作るんだよ。自家製チャーシューは厚切りで柔らかいんだ。超大盛を15分以内に完食したら無料になるんだって。』

サザエ『よーし!やるわよ!受けて立つわ!』

タラオ『急いで食べるですか?』

フネ『タラちゃんは、おばあちゃんとゆっくり食べようね。』

中島くん『磯野ぉ~、ホントにボクまで来て良かったのかい?』

カツオ『花沢さんも一緒だし気にするなよ!チャーシューのトッピングも追加して、食べ終わったら腹ごなしに空地でサッカーをやろうぜ!』

ワカメ『本当はあまりお腹が空いていないけど、みんなが喜んでいるから・・・』

花沢さん『ワカメちゃん心配しなくても大丈夫よ!食べきれなかったら、未来のお義姉さんにドーンと任せて!』

ノリスケ『ラーメン楽しみだなぁ~。味噌と塩と醤油のどれにしようかなぁ~。迷うなぁ~。』

波平『コラっ!ノリスケ!前が空いておる!ちゃんと詰めて並ばんか!何をしておるんだ!バカモン!』

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ここで、各キャラクターをエゴグラムに当てはめてみます。

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CP(支配性)/波平

厳しい心。自分の価値観を正しいものと信じて譲らず、責任を持って行動し、他人に批判的である。この部分が低いと、怠惰な性格になる。

NP(寛容性)/フネ・花沢さん

優しい心。愛情深く、他人を思いやって行動し、世話好きで保護的で親切である。この部分が低いと、冷淡な性格になる。

A(論理性)/マスオ

論理的な心。現実を重視しており、知的で計算力が高く、聡明で頭脳明晰で合理的である。この部分が低いと、非合理的な性格になる。

FC(奔放性)/サザエ・カツオ・ノリスケ

自由奔放な心。明るく好奇心旺盛でユーモアがあり、自我中心性で自己中心的である。この部分が低いと、閉鎖的で暗い性格になる。

AC(順応性)/タラオ・中島くん・ワカメ

協調性的な心。他人からの評価を気にし、言いたいことを言わずに我慢してしまい、従順で遠慮がちである。この部分が低いと、マイペースな性格になる。

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エゴグラムもキャラクターに当てはめると理解しやすいですね。

【おまけ】

研修テキストでキャラクターの絵を使いたいが、ライセンス料はいくらかかるのだろう・・・(o´・ω・`o)

【引用】Wikipedia

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B4%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0