今回のテーマは【親子関係】
『全くうちの親ときたら何も判ってくれない!』
『うちの子どもはどうしてこうなんだろう?』と、一番身近な存在である分、親子関係は人間関係の中でも難しい部類に入ります。そんな私も親子関係ではかなり悩んだ口です。何かあれば殴る蹴るの父親。母親は障害を持って生まれた弟の出産を期に、統合失調症を患いました。
そんな機能不全の家庭の中で、ほぼほぼネグレクト状態で育った私は、子どもながらに『私さえ我慢すれば良いんだ』と『なんとか家族を繋ぎ止めなければならない』と必死でした。
●連鎖する行き辛さ
まず事の始まりは母方の祖母。
2歳で曾祖母を亡くし16歳で嫁に行き、戦中・戦後は必死になって6人の子を育て、甘える事を知らずに生きた人。
母は6人兄弟の3番目の次女と言う、微妙なポジション。
下に3人の弟・妹がいて、甘えたくても甘えられずに育った人。
父親は6人兄弟の末っ子四男坊で、割りと裕福にワガママいっぱいに育った人。
見合いとは言え、良くそんな2人が結婚する気になったものだと思います(笑)
小学生低学年のある日、母に言われた衝撃的な言葉。
『裕子ちゃんがお腹にいた時は、栄養をつけるのに、お父さんと二人ですき焼で牛肉を食べたり、柳川鍋でドジョウを食べたりしたけれど、マー君(弟)がお腹にいた時は裕子ちゃんに手が掛かってチャーハンばかりだったから、あんな風に生まれて来ちゃったのよね』
『そうか、私のせいで弟は障害を持って生まれる事になったのか・・・』と『生まれてきてごめんなさい』と感じました。
障害を持ったお子さんを生んだお母さん方は『私の何が悪かったのだろう?』とご自身を責めがちですが、うちの母ときたら、娘の私を原因にしたためか、統合失調症も比較的軽くて済んでいました。
しかし、少しでも母親に甘えようとしようものなら『私だっておばあちゃんに甘えられなかった!』と断固拒否。
父は怖すぎて、甘えるなどもっての他。
結果として私は『この連鎖は私で止めよう』と子どもを持たないと言う選択をしました。
結婚した時は『これで家からやっと出られる』
母が亡くなった時は
『これでもう、惨めな思いをせずに済む』
父が亡くなった時には
『これでやっと解放された』と思った親不孝者です。
僅かばかりのお金と『行き辛さ』と言う大きな負の遺産を抱え、自分の存在価値も、存在意義も見いだせぬまま、仕事に逃げ、自分で自分を追い詰め、リミットを越えた日に自殺を謀るも失敗。
浦和カウンセリング研究所に逃げ込むように駆け込み、大関洋子先生に出逢い、長い時間を経て心を整理し、今は『私が、私として、私らしく、活き、生きている』と実感するに至りました。
カウンセラーから見た親子と言う関係
様々な親子関係と関わりを持って来た中で日々感じているのは、『親の望む子ども像と、実際の子どもは異なる』逆もまたしかりで『子どもの望む親像と実際の親は異なる』と言う事です。
せれぞれが別の人格を有するのだから、当たり前の話ではありますが『親子と言う余りにも近い距離』が故に、他人だったら許せる事でも、親子関係内だと許せない事も増え、気持ちのすれ違いが増えるのではないでしょうか?
●聴くと訊くから始めるコミュニケーション
親子だから判っているつもりでも、別人格を有する以上『話を聴く・判らない事は訊く』が相互理解の第一歩です。
●岩井裕子イチ推しの素敵な親子
漫才師キングコングの梶原雄太さんこと、YouTuberのカジサックさんのご家庭は、つい先だって5人目のお子さん波留ちゃんが生まれた大家族
梶原さんは当初、奥さまの未来子さんに徹底的に行動を報告させるモラハラに近い夫さんでしたが、ある番組をきっかけに自分の抱える『自信のなさ』や『不安感』に気付き、今ではとても素敵な夫さんに変貌を遂げました。
・ママが憧れるママさんの未来子さん
・優しく弟妹思いの優しい長男の冬詩くん
・しっかり者でがんばり屋さんの長女の叶渚ちゃん
・ひょうきんだけれども、泣いているお友達の前でギャグをやって笑わせてあげようとする優しい寅次郎くん
・元気いっぱいで、波留ちゃんがうまれてから、お姉さんになってきた千里ちゃん
・家族全員の愛情をたくさん受け取ってスクスク育っている波留ちゃん
カジサックさんの動画を見ると
『家族っていいな』と思えます。
チャンネル登録者200万人を越え、ますます多忙になりそうなカジサックさんですが、良好な夫婦・親子関係のヒントがたくさん隠されています。是非、一度ご覧になって頂きたいです。
【岩井の野望】☛いつか、カジサック家の皆さんとお会いしたいと切に願っております(笑)
親子間でのコミュニケーションでお悩みの方は、
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