今回のテーマは、【敬語】の効用
敬語と聞くと『面倒くさい』『謙譲語と尊敬語の使い分けが分からない』それ以前に『堅苦しいのが嫌い』とアレルギー反応を起こす人が結構います。
長年コールセンターの仕事に携わってきましたが、研修担当者の中にも『なぜ敬語が必要なのか?』をキチンと説明できる人がとても少ない。
大抵は『相手はお客様で、敬語で話すのは仕事だから』と言う理由で、形だけの敬語を教えているのが実態。
今日は『なぜ敬語なのか?』を掘り下げてみます。
●コミュニケーションスタイル
人が好むコミュニケーションスタイルは大別すると2種類となります。
①フォーマルなコミュニケーションスタイル
丁寧・丁重なコミュニケーションのスタイル
②カジュアルなコミュニケーションスタイル
親しみやすい・気さくなコミュニケーションスタイル
●スタイルのちがいからくるすれ違い
①のスタイルを好む人に②で接した場合に与える印象は、
『馴れ馴れしい・軽薄・無責任』など『自分が大切にされていない』と感じる事になります。
逆に②のスタイルを好む人に①のスタイルで接した場合に与える印象は、『堅苦しい・気取っている・冷たい・事務的』など『自分に対して壁を作られている』と感じる事になります。
●相手の好みに合わせる
ここで、大切なのは『相手の好むコミュニケーションスタイルに合わせる』事が円滑に話を進めるポイントとなります。
自分は②のスタイルが得意だからといって、
①を好むタイプの人に②を押し付けると不信感と嫌悪感から
『話を聴く気にすらならなくなる』だけではなく、時にはトラブルに発展します。
逆もまたしかり。
営業成績や販売成績が伸びない。
何となくコミュニケーションが取りにくいと感じている方。
自分の得意なコミュニケーションスタイル『だけ』で『勝負』をしようとしていませんか?
●相手のタイプがわかるまで
初対面の相手が①のタイプか②のタイプかを一発で見極めるのはとても困難。
そこで、一番無難な対応が『敬語』となるのです。
相手のタイプが分かるまでの『つなぎ』として『敬語』は機能するのです。
●新たな武器として
敬語にこれだけのメリットがあると判れば『新たな武器』として、使って見てもよいかな?と、少しはアレルギーも軽減するのではないでしょうか?
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